2007年築の我が家の窓仕様を見てショック…。窓断熱の大切さを改めて実感しました
ショールームに展示されていた窓の歴史を見ながら、途中で思わず足が止まりました。
アルミ枠と単板ガラスから始まり、複層ガラス、アルミ樹脂複合窓、樹脂窓、Low-E複層ガラス、トリプルガラスへ。
窓の性能がどのように変わってきたのかを、室内側の表面温度の違いで確認できる展示です。
その中に、2007年に完成した私の自宅とよく似た窓仕様がありました。
アルミサッシと、当時としては一般的だった複層ガラスです。
単板ガラスの窓ではありません。
建てた当時は屋根や外壁の断熱が大切と言われ始めたころと記憶していますが、窓の断熱性は重要視されていませんでした。
ところが、高性能な樹脂窓やトリプルガラスと比べると、室内側の枠やガラスの表面温度には大きな差がありました。
「これが、うちの窓と同じくらいの性能なのか……」
正直、少しショックでした。
結論から言うと、2007年築の我が家の窓はごく一般的な窓で、特別に性能の低い窓だったわけではありません。
当時としては一般的だった窓でも、現在の高性能な窓と比べると、断熱性能には大きな違いがあります。
だからこそ、今住んでいる家の窓を見直す「窓断熱」には大きな意味があると改めて感じました。
築年数だけで判断せず、現在の窓の種類と、暮らしの中で感じている不快感から整理できます。
この記事で分かること
- 2007年築の我が家に使われていた窓の仕様
- 当時一般的だった複層ガラスと現在の高性能窓の違い
- 築年数だけでは窓の断熱性能を判断できない理由
- 自宅へ内窓を付けて体感した変化
- ショールーム研修全体を通して感じたこと
- 今ある住宅に窓断熱を広めたいと思った理由
目次
窓の歴史をたどる展示で足が止まった
YKK AP体感ショールームには、住宅用の窓がどのように進化してきたのかを紹介する展示がありました。
初期のアルミ枠と単板ガラスから、複層ガラス、アルミ樹脂複合窓、樹脂窓、Low-E複層ガラス、トリプルガラスへ。
窓枠の素材やガラスの構成が変わるにつれて、窓全体の断熱性能が高くなっていく流れが分かります。
展示では、屋外が氷点下、室内が暖房された状態を想定し、枠とガラスの室内側表面温度を比較できるようになっていました。
古いアルミ枠と単板ガラスは、室内側まで強く冷えています。
複層ガラスになると単板ガラスより改善しますが、樹脂枠と高性能なLow-E複層ガラス、さらにトリプルガラスへ進むと、室内側の表面温度は明らかに高くなります。
性能の数字を見るだけでも違いは分かります。
しかし、窓枠やガラスへ手を近づけたり、実際に触れたりすると、その差はさらに分かりやすく感じられました。
そして、その展示の中に、私の自宅とよく似た時代の窓がありました。
アルミ枠、樹脂枠、一般的な複層ガラス、Low-E複層ガラスなどの表面温度を比較した内容は、第2回「触って分かった窓枠とガラスの断熱性能の違い」で詳しくご紹介しています。
2007年築の我が家はアルミ枠+複層ガラス
私の自宅は2007年に完成しました。
窓は、アルミサッシと一般的な複層ガラスです。
複層ガラスとは、2枚のガラスの間に空気層を設けたガラスです。
単板ガラスよりも熱が伝わりにくく、2007年当時は、住宅の断熱性を考えた窓として広く使われていました。
自宅を建てたときも、「単板ガラスではなく複層ガラスだから、ある程度は断熱できている」と考えていました。
実際、壁や屋根にも当時として一般的な断熱材が入っています。
それに加え、当時は遮熱が大事だと言われ始めたころで、屋根と壁はアルミの遮熱材で包んであります。
一般的な仕様より断熱性能はいいと思っていました。
それでも、冬になると窓際には冷たさがあり、床付近にはコールドドラフトを感じていました。
暖房をつけていても、窓の近くの私の居場所は寒い。
部屋の中央は暖かいのに、出窓のカウンターから冷気が降ってくる。
当時は、それが冬の住宅では普通のことだと思っていました。
複層ガラスならすべて同じ性能ではない
今回の展示を見て、改めて分かったことがあります。
それは、「複層ガラス」という言葉だけでは、現在の窓性能を判断できないということです。
複層ガラスには、一般的な透明ガラスを2枚組み合わせたものがあります。
一方、現在の高性能な窓では、熱の移動を抑えるLow-E膜、アルゴンガスを入れた中空層、樹脂スペーサーなどを組み合わせる製品があります。
同じ2枚のガラスでも、ガラスの種類、中空層、スペーサー、窓枠の素材によって、窓全体の断熱性能は変わります。
「うちはペアガラスだから大丈夫」と思っていても、建築された時期や製品仕様によっては、現在の高性能な窓と大きな差があることがあります。
決して極端に古い家だけの問題ではない
窓断熱の話をすると、「うちはそこまで古くないから大丈夫」と思われる方もいるかもしれません。
しかし、2000年代や2010年代に建てられた住宅でも、アルミ枠と一般的な複層ガラスが使われている家は少なくありません。
また、2025年4月までは、新築住宅に省エネ基準への適合が一律に義務付けられていたわけではありません。
そのため、築年数だけを見て「新しいから断熱性能が高い」「古いから性能が低い」と判断することはできません。
同じ2007年築でも、窓の種類、断熱材の厚み、施工方法、建築会社の標準仕様によって性能は異なります。
2007年当時の選択が間違いだったわけではありません
ここでお伝えしたいのは、当時の住宅や建築会社が間違っていたということではありません。
2007年当時は、アルミサッシと複層ガラスが一般的な選択肢でした。
建築時点で採用できる製品や、一般的に求められていた断熱性能は、現在とは異なります。
住宅設備や建材の性能は、その後も進歩してきました。
エアコン、給湯器、照明、車などが時代とともに省エネ化してきたように、窓も大きく進化しています。
問題は、過去の選択を後悔することではありません。
今の暮らしで寒さ、暑さ、結露、冷暖房費などに困っているなら、現在の技術を使って改善できる可能性があると知ることが大切だと思います。
築年数が比較的新しくても、窓際が寒い、夏に窓から熱を感じる、結露が多いという場合は、窓の性能を一度確認する意味があります。
「古い家だから仕方がない」だけでなく、「新しいと思っていた家でも改善できる部分がある」という視点が大切です。
窓の表面温度が暮らしの快適さを変える
ショールームで窓の歴史を比較した展示では、窓枠とガラスの種類により、その表面温度が大きく違いました。
室温が同じでも、窓の室内側表面が冷たいと、窓の近くに立ったときに身体から窓側へ熱が逃げやすくなります。
さらに、窓の近くの空気が冷やされると、冷たい空気が下へ流れ、床付近へ広がります。
これがコールドドラフトです。
その結果、顔や上半身は暖かいのに、足元から身体が冷えるように感じることがあります。
暖房の設定温度を上げても、窓や床が冷たいままでは、なかなか快適になりません。
夏は反対に窓から熱が伝わる
夏は、日射や外気の暑さによって、窓枠やガラスの温度が上がります。
特にアルミ枠は熱を伝えやすいため、日ざしを受けると室内側まで熱くなることがあります。
エアコンで室内の空気を冷やしていても、窓の表面温度が高いと、窓際では暑さを感じます。
つまり、窓の性能は冬の寒さだけでなく、夏の暑さや冷房効率にも関係します。
窓の表面温度が室温に近づけば、窓際の不快感が小さくなり、部屋の中の温度ムラも少なくなります。
現在は内窓を付けて違いを体感中
ショールームの展示を見て少しショックを受けましたが、幸いなことに、現在の自宅は建築当時の窓のままではありません。
2025年12月、自宅の約9割にあたる20窓へ内窓を取り付けました。
既存のアルミサッシと複層ガラスはそのまま残し、室内側へ樹脂枠と高性能なガラスを使った内窓を追加しています。
既存窓と内窓の間には空気層ができ、室内側には熱を伝えにくい樹脂枠が加わります。
設置後、最初に分かったのは、窓際へ近づいたときの冷たさがやわらいだことでした。
以前は、窓のそばへ行くと足元に冷気を感じました。
内窓を付けたあとは、そのコールドドラフトをほとんど意識しなくなりました。
窓際まで普通に使えるようになった
内窓を付ける前は、部屋の中央は暖かくても、窓の近くは避けたくなることがありました。
内窓を設置してからは、窓際だけが特別に寒いという感覚が小さくなりました。
部屋の中央だけでなく、窓の近くまで普通に過ごせる場所になったという感覚です。
室温が数℃変わることも大切ですが、毎日の暮らしでは、座る場所を寒さによって制限されなくなることにも大きな価値があります。
防音性の変化も想像以上だった
自宅で内窓を付けて感じたのは、断熱効果だけではありませんでした。
外から入る車の音や生活音が小さくなり、夜も静かに眠りやすくなりました。
音がまったく消えるわけではありません。
それでも、以前は意識に入っていた外の音が、気にならなくなったと感じています。
寒さや暑さの改善を目的に内窓を取り付けても、防音性の変化を実感される方が多い理由が分かりました。
2000年代以降の複層ガラス住宅でも、窓際の寒さや暑さを改善できる場合があります。
ショールームでも、断熱等級4を想定した部屋へ内窓を追加すると、窓際の寒さや足元の冷気が大きくやわらぎました。
その体験は、第4回「内窓でここまで変わるのか!」でご紹介しています。
自宅の温度測定でも確認できた変化
内窓を付けたあとは、体感だけでなく温度も測定しました。
屋外、リビング中央、窓際、既存窓と内窓の間に温度計を置き、内窓設置前後の状態を比較しています。
冬季の外気温が近い条件で比較すると、内窓設置後は窓際の温度が約3.7℃高くなった例がありました。
また、リビング中央の温度が同程度でも、設置後の方が窓際の温度が高く、中央と窓際の温度差が小さくなりました。
外気温が設置前より低い条件でも、設置後の窓際温度が高かった日があります。
内窓と既存窓の間に中間の温度帯ができる
温度測定で興味深かったのが、既存窓と内窓の間の温度です。
屋外ほど冷たくなく、暖房された室内ほど暖かくない、中間の温度になっていました。
既存窓と内窓の間に空気層ができ、その空間が屋外の冷たさを一度受け止めていることが分かります。
室内側の内窓表面が冷えにくくなるため、窓際で空気が強く冷やされにくくなります。
その結果、足元へ流れるコールドドラフトが小さくなり、窓際と室内中央の温度差も縮まりました。
数字で確認できたことも大切ですが、私にとって最も分かりやすかったのは、窓際へ近づいても冷気を感じにくくなったことでした。
温度計の数字と身体の感覚が一致したことで、内窓の効果をよりはっきり理解できました。
かつては寒かったリビングの窓際の私の居場所が、明らかに快適になりました。
全6回の研修レポートで伝えたかったこと
今回のYKK AP体感ショールーム研修について、6回に分けてご紹介してきました。
それぞれの記事で扱った内容は異なりますが、共通しているのは、断熱性能の違いを数字だけでなく身体で感じたということです。
第1回|暖房室と廊下の温度差
暖房の効いた部屋から、暖房のない廊下へ出た瞬間の寒さを体感しました。
「ヒートショックは、こうした家の中の温度差によって起こりやすくなるのか」と、身体で理解できました。
第2回|窓枠とガラスの表面温度
アルミ枠、樹脂枠、単板ガラス、複層ガラス、Low-Eガラス、トリプルガラスなどを比較しました。
同じ屋外環境でも、枠とガラスの組み合わせによって室内側の表面温度が大きく変わることを実感しました。
第3回|断熱等級4・5・6・7の違い
断熱等級4の部屋では、入り口から窓へ近づくにつれて寒さを感じました。
等級5、6、7と進むにつれ、床、天井、窓際、室内中央などの温度差が小さくなり、身体に感じる寒さも減っていきました。
モニターの数字より、実際に歩いた方が何倍も分かりやすかったですね。
第4回|断熱等級4の部屋に内窓を追加
断熱等級4を想定した部屋へ内窓を追加すると、窓際の寒さやコールドドラフトが大きくやわらぎました。
展示条件では、断熱等級6相当を想定した性能へ改善され、身体に感じる温度ムラも小さくなっていました。
「内窓でここまで変わるのか!」と驚いた展示です。
第5回|樹脂サッシの耐久性
洗濯ばさみやバケツの印象から、樹脂サッシが本当に長持ちするのか疑問に思っていました。
しかし、約30年間住宅で使われたと説明を受けた実物や、傷や欠けをリペアした展示を見て、樹脂サッシへの漠然とした不安が解消されました。
第6回|自宅の窓へ置き換えて考える
最後にショールームの展示を、自分の家の窓へ置き換えて考えました。
2007年当時は一般的だったアルミサッシと複層ガラスでも、現在の高性能な窓と比べると大きな性能差があります。
しかし、今ある家でも、内窓などの窓断熱によって改善できる可能性があります。
シリーズ全体を通して強く感じたこと
- 暖房をつけるだけでは、家の温度ムラはなくならない
- 室温だけでなく、窓、床、壁の表面温度が快適さを左右する
- 窓の枠材とガラスの性能は、暮らしの寒さや暑さに直結する
- 断熱等級が上がるほど、部屋の中や部屋間の温度差が小さくなる
- 今ある住宅でも、内窓などで改善できる可能性がある
- カタログの数字だけでなく、実際に体感することに大きな価値がある
窓断熱をもっと広めたいと思った理由
ショールームの展示を見終わったあと、改めて思ったことがあります。
日本には、2007年築の私の自宅と同じような窓を使っている住宅が、まだたくさんあります。
さらに古いアルミ枠と単板ガラスの住宅もあれば、比較的新しい複層ガラス住宅でも、窓際の寒さや夏の暑さに困っている家があります。
多くの方は、冬の窓際が寒いことや、夏に部屋が暑くなることを「家とは・窓とはそういうもの」と受け入れています。
暖房を強くする。
エアコンの設定温度を下げる。
窓際から家具を離す。
結露を毎朝拭く。
一つひとつは小さなことですが、毎日続けば大きな負担です。
見た目では分かりにくいから伝える必要がある
窓の断熱性能は、見た目だけでは分かりにくいものです。
単板ガラスと複層ガラスも、少し離れて見ると違いが分からないことがあります。
一般的な複層ガラスとLow-E複層ガラスも、見た目だけで性能差を理解するのは難しいでしょう。
アルミ枠と樹脂枠の違いも、カタログの数字だけでは暮らしの変化まで想像しにくいと思います。
だからこそ、今回私が身体で感じたことや、自宅で測定した結果を、できるだけ分かりやすく伝えていく必要があると感じました。
窓断熱はぜいたくではなく、暮らしを整える方法
窓断熱は、高級な家だけに必要なものではありません。
窓際の寒さ、夏の暑さ、結露、冷暖房費、防音など、日常の小さなストレスを改善するための方法です。
特に、暖房室と廊下、リビングと脱衣所などの温度差を小さくすることは、毎日の安心にもつながります。
もちろん、窓だけですべての問題が解決するわけではありません。
床、壁、天井、気密、換気、日射など、住宅全体を見る必要があります。
それでも、熱の出入りが大きい窓を見直すことは、既存住宅の断熱改善を考えるうえで重要な一歩です。
窓断熱には補助金を利用できる場合がある
一定の性能を満たす内窓設置、外窓交換、ガラス交換などは、国などが実施する補助制度の対象になる場合があります。
窓断熱リフォームは、補助金を利用しても決して小さな買い物ではありません。
そのため、補助額だけを見て急いで工事を決めるのではなく、まずは次の内容を整理することが大切です。
- 冬に特に寒い部屋はどこか
- 窓際と部屋の中央で体感が違うか
- 夏の日ざしが強い窓はどこか
- 結露が多い窓はどこか
- 開け閉めや出入りを頻繁にする窓はどこか
- 防音性も改善したい部屋があるか
そのうえで、改善したい内容に合う製品が補助対象になるかを確認します。
補助対象になるかどうかは、窓の大きさ、工事方法、製品の性能、住宅の条件などによって異なります。
内窓であれば、すべての製品が対象になるわけではありません。
また、補助制度の内容、対象製品、補助額、申請条件は年度によって変わります。
工事を検討する時点の最新情報を確認し、自宅の悩みに合った工事を選ぶことが大切です。
補助金は、必要な窓断熱を行うための助けになります。
ただし、補助金を使うこと自体を目的にせず、どの窓を改善すると暮らしが快適になりそうかを先に考えることをおすすめします。
現在の窓が補助対象になりそうか、工事を決める前の確認からご相談いただけます。
自宅に合う窓断熱は施工事例から考える
窓断熱には、内窓設置、外窓交換、ガラス交換など、複数の方法があります。
どの方法が適しているかは、住宅の築年数だけでは決まりません。
現在の窓の状態、窓枠の奥行き、窓の大きさ、方角、開閉方法、部屋の使い方などを確認して考えます。
内窓が向いている場合
現在の外窓を残し、比較的短期間で断熱性や防音性を高めたい場合は、内窓が選択肢になります。
外壁を大きく壊さずに施工できる場合が多く、樹脂枠と高性能ガラスを室内側へ追加できます。
外窓交換が向いている場合
既存窓の傷みが大きい、開閉しにくい、窓を二回開ける手間を避けたい場合は、外窓交換が適することがあります。
現在の窓枠を利用するカバー工法や、周囲の壁を一部解体して交換する方法などがあります。
窓ごとに方法を変える場合
すべての窓を同じ方法で工事する必要はありません。
リビングは内窓、出入りの多い掃き出し窓は外窓交換、開閉しない小窓は別の方法など、窓ごとに使い分けることもできます。
住工房スパイスのブログ一覧では、自宅に内窓を設置した体感や温度測定、窓断熱の考え方をご紹介しています。
実際の工事内容や、内窓と外窓交換の違いを確認したい方は、住工房スパイスの施工事例一覧も参考にしてください。
自宅と似た築年数や悩みの施工事例があるか、比較してみてください。
写真では伝わらない違いを体感する
今回の研修レポートは、ショールーム内が撮影禁止だったため、ほとんどを文章でお伝えしてきました。
しかし、断熱性能の違いは、文章や写真だけでは伝えきれない部分があります。
窓へ近づいたときに感じる冷たさ。
足元へ流れるコールドドラフト。
暖房室から廊下へ出た瞬間の温度差。
等級が上がるにつれて寒さが消えていく感覚。
こうした違いは、実際に部屋を歩くと一瞬で分かります。
窓断熱は、補助金を利用したとしても安い買い物ではありません。
だからこそ、カタログの性能や補助額だけで判断するのではなく、実物を見たり、可能であれば体感したりしてから検討することには大きな意味があります。
私の案内があればショールームを見学できる場合がありますので、普段の窓相談の中で「一度体感してみたい」とお声がけいただければと思います。
見学を強くおすすめするというより、工事を決める前に性能差を知る方法の一つとしてご紹介しています。
まとめ|過去の家を後悔するのではなく、これから改善できることを考える
ショールームの窓の歴史を見ながら、2007年に完成した自宅とよく似た窓仕様を見つけました。
```アルミサッシと一般的な複層ガラスは、当時としては決して珍しい窓ではありません。
それでも、現在の樹脂窓や高性能なLow-E複層ガラス、トリプルガラスと比較すると、室内側の表面温度には大きな差がありました。
「自宅の窓は、思っていたほど高性能ではなかったのか」と少しショックを受けました。
しかし、過去の家づくりを後悔する必要はありません。
私の自宅では、既存のアルミサッシと複層ガラスを残しながら内窓を追加し、窓際の寒さやコールドドラフトを大きく改善できました。
温度測定でも、窓際温度の上昇や、部屋の中央との温度差が小さくなったことを確認しています。
2000年代や2010年代に建てられた比較的新しい住宅でも、窓断熱によって暮らしが変わる可能性があります。
今回の研修で改めて感じたのは、窓が変わると、単に室温が変わるだけではないということです。
窓際まで使いやすくなり、足元の冷えがやわらぎ、部屋間の温度差や冷暖房の使い方まで変わります。
これからも、自宅で体感したことや実際の測定結果を交えながら、窓断熱の大切さを分かりやすくお伝えしていきたいと思います。
「うちはペアガラスだから大丈夫」
「まだ築20年ほどだから、窓は問題ない」
そう思っている方も、窓際の寒さ、夏の暑さ、結露、冷暖房費が気になる場合は、一度現在の窓を確認してみてください。
すぐに工事を決める必要はありません。
まずは、どの窓で不快感が強いのか、どの窓を改善すると室内が快適になりそうかを整理するところから始められます。
窓断熱を体感して分かったこと【全6回シリーズ】
第6回までお読みいただき、ありがとうございます。
家の温度差から始まり、窓枠とガラス、断熱等級、内窓、樹脂サッシの耐久性、そして自宅での実体験まで、全6回でご紹介しました。
- 第1回|家の中の温度差を体感
- 第2回|窓枠とガラスの表面温度
- 第3回|断熱等級4・5・6・7を体感
- 第4回|等級4の部屋に内窓を追加
- 第5回|樹脂サッシの耐久性
- 第6回|2007年築の我が家の窓
※ショールーム内は撮影禁止で、かつメモを取る時間がなかったため、帰りの新幹線内で記憶をたどってメモを取りました。そのため記載の内容と実際のショールームの展示には違いがあることがあります。ご了承ください。
住工房スパイスでは、静岡県浜松市中央区を拠点として、
内窓(二重窓)設置や断熱リフォーム、窓リノベなど、
住まいの断熱・省エネ改修をご提供し、
「住んで快適、使ってエコ」な住まいづくりをお手伝いしています。
「冬の寒さ」「夏の暑さ」「結露」「冷暖房費」など、
住まいのお悩みを、窓から見直すことで改善するご提案を大切にしています。
「うちの場合はどうなんだろう?」
「まずは話だけ聞いてみたい」
そんな段階でも、どうぞお気軽にご相談ください。
先進的窓リノベや、みらいエコ住宅などの補助金についても、
対象条件や注意点を含めて丁寧にご案内しています。
ご自宅に合うかどうかを知りたい方も、無理のない形でご相談いただければと思います。
住工房スパイスでは、浜松市中央区を中心に、
浜松市浜名区・天竜区、磐田市、袋井市、掛川市、菊川市、御前崎市、
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静岡県西部から愛知県東部エリアまで対応しています。
その周辺地域についても、お気軽にお問い合わせください。
築年数や複層ガラスという言葉だけで判断せず、現在感じている寒さや暑さから窓を見直してみませんか。