冬の朝、暖房をつけても足元が冷たい。
リビングは暖かいのに、廊下や脱衣所に出ると急に寒くなる。
「冬の家は寒くて当たり前」と思っていませんか。
実は、寒さの厳しい北海道よりも、比較的温暖な地域の家のほうが寒いという意外な調査結果があります。
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冬の室温は18℃以上が目安!北海道より暖かい地域の家が寒い?都道府県別の室温を比較
今日、ニュースで冬の室温について取り上げられていました。
WHO(世界保健機関)が示す冬の室温の目安は18℃以上。
ところが、日本の住宅では、この温度に達していない家が少なくありません。
しかも、冬の平均室温が高いのは北海道。
屋外の気温が低い地域ほど、家の中は暖かいという意外な結果です。
その理由は、住宅の断熱性能と暖房の使い方にあります。
特に窓の性能は、冬の室内の暖かさに大きく関係しています。
この記事で分かること
- WHOが示す冬の室温18℃の目安
- 日本と都道府県別の実際の室温
- 北海道の家が暖かい理由
- 静岡県でも窓断熱が大切な理由
WHOが推奨する冬の室温18℃とは?
WHOは2018年に公表した「住宅と健康に関するガイドライン」で、冬の室温について次の目安を示しています。
WHOが示す冬の室温の目安
18℃以上
寒さによる健康への影響を抑えるための目安
寒い室内で長時間過ごすことは、血圧や呼吸器、循環器などへの負担と関係することが指摘されています。
特に高齢者や小さなお子さんなどでは、18℃より高い室温が必要になる場合もあります。
実際の日本の室温は?
国土交通省の事業として行われた全国調査では、冬の住宅の平均室温は次のような結果でした。
リビング
16.8℃
寝室
12.8℃
脱衣所
13.0℃
※全国2,190世帯の冬季室温の調査結果。リビング・脱衣所は在宅中、寝室は就寝中の平均。
リビングでさえ、WHOが示す18℃を下回っています。
さらに寝室や脱衣所では、12~13℃程度まで下がっています。
冬のお風呂や、朝起きたときの寒さを考えると、決して他人事ではない数字ですね。
都道府県別の冬の室温を比較|北海道と静岡県では?
今回、特に興味深かったのが都道府県別の比較です。
調査対象の中で最も室温が高かったのは北海道の19.8℃。
一方、最も低かった香川県は13.1℃でした。
北海道
19.8℃
室温が高い
香川県
13.1℃
室温が低い
その差は、なんと6.7℃。
屋外では北海道のほうがずっと寒いのに、家の中では逆転しています。
主な都道府県の平均室温
静岡県は17.9℃。
全国の中では比較的暖かい結果ですが、WHOの18℃にはわずかに届いていません。
なお、これらは調査対象住宅の平均値です。
都道府県のすべての住宅がこの温度というわけではありません。
参考:住宅の断熱化と居住者の健康への影響に関する全国調査・第9回報告会資料
なぜ寒い北海道の家は暖かいのか?
北海道の住宅が暖かい理由のひとつは、厳しい寒さに備え、住宅の断熱性能が重視されてきたことです。
屋根や壁、床の断熱はもちろん、窓にも断熱性能の高い製品が広く採用されています。
北海道では樹脂サッシが一般的
北海道では、熱を伝えやすいアルミサッシに代わり、断熱性能の高い樹脂サッシが広く普及しています。
樹脂はアルミよりも熱を伝えにくいため、冬でも窓枠が冷えにくく、室内の暖かさを逃がしにくいという特徴があります。
国土技術政策総合研究所が紹介する調査では、北海道の樹脂サッシ普及率が99.0%という数値も示されています。
これは調査対象の窓建材の採用状況を示すもので、既存住宅すべての普及率ではありません。
もちろん、北海道の家が暖かいのは樹脂サッシだけの効果ではありません。
住宅全体の断熱性能に加え、暖房設備や家全体を暖める暮らし方も関係しています。
なぜ静岡県など温暖な地域の家は寒いのか?
静岡県は比較的温暖な地域です。
そのため、昔の住宅では冬の断熱よりも、夏の暑さや風通しを重視して建てられた家もあります。
特に築年数の経った住宅では、断熱材が十分に入っていなかったり、アルミサッシと一枚ガラスの窓が使われていたりします。
こうした窓は外の寒さが伝わりやすく、暖房で暖めた熱も逃げやすくなります。
また、リビングだけ暖房して、寝室や脱衣所は暖房しないといった暮らし方も、室温が低くなる理由のひとつです。
外の気温が暖かいから、家の中も暖かいとは限りません。
冬の室温には、住宅の断熱性能や窓の性能、暖房の使い方が大きく関係しています。
冬の寒さを改善するには?まずは窓と室温を確認
まずは、朝起きたときのリビングや寝室、入浴前の脱衣所の温度を測ってみてください。
室温が低ければ、無理に我慢せず、暖房を適切に使うことが大切です。
厚手のカーテンやサーキュレーターなども、手軽に取り入れられる対策です。
窓際が寒いなら内窓(二重窓)も選択肢
アルミサッシや一枚ガラスの窓が付いている住宅では、内窓を取り付けることで、窓から逃げる熱を抑える効果が期待できます。
窓際の冷たさを軽減し、暖房で暖めた室内の温度を保ちやすくすることにつながります。
ただし、屋根や壁、床などの断熱性能も影響するため、内窓だけですべての寒さが解決するわけではありません。
また、窓断熱リフォームには、国や自治体の補助金が利用できる場合もあります。
対象条件や受付状況は制度によって異なるため、事前の確認が必要です。
住工房スパイスでは、実際に内窓を取り付けた住宅で、冬の窓際や室内の温度を測定しています。
ご自宅の窓でも効果が期待できるのか、気になる方はお気軽にご相談ください。
まとめ|冬の暖かさは住宅性能で変わる
北海道の平均室温19.8℃に対して、香川県は13.1℃。
今回の調査は、冬の室温が屋外の気温だけで決まるわけではないことを教えてくれます。
断熱性能の高い住宅は、暖房でつくった暖かさを保ちやすくなります。
そして、そのために大切な部分のひとつが窓です。
「冬は寒くて当たり前」と我慢する前に、まずはご自宅の室温を測ってみてください。
毎日の寒さを見直すきっかけになるかもしれません。
住工房スパイスでは、静岡県浜松市中央区を拠点として、
内窓(二重窓)設置や断熱リフォーム、窓リノベなど、
住まいの断熱・省エネ改修をご提供し、
「住んで快適、使ってエコ」な住まいづくりをお手伝いしています。
「冬の寒さ」「夏の暑さ」「結露」「冷暖房費」など、
住まいのお悩みを、窓から見直すことで改善するご提案を大切にしています。
「うちの場合はどうなんだろう?」
「まずは話だけ聞いてみたい」
そんな段階でも、どうぞお気軽にご相談ください。
先進的窓リノベや、みらいエコ住宅などの補助金についても、
対象条件や注意点を含めて丁寧にご案内しています。
ご自宅に合うかどうかを知りたい方も、無理のない形でご相談いただければと思います。
住工房スパイスでは、浜松市中央区を拠点として、
静岡市・焼津市・藤枝市・島田市・吉田町・牧之原市・御前崎市・菊川市・掛川市・森町・袋井市・磐田市・浜松市・湖西市・新城市・豊橋市・豊川市
など、
静岡県中西部から愛知県三河エリアまで対応しています。
その周辺地域についても、お気軽にお問い合わせください。
冬の窓際の寒さや、朝の室温が気になる方は、まずはご自宅の状況をお聞かせください。
窓の写真をLINEで送っていただくことからでも大丈夫です。