夏の夜、半数以上が「寝室脱出!?」暑い寝室を避けて涼しいリビングへ
夜になって寝室へ行ったら、昼間の熱が残っていてムッとする。
エアコンをつけてもなかなか涼しくならず、「今日はリビングで寝ようかな」と思ったことはありませんか?
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夏の夜、半数以上が「寝室脱出!?」暑い寝室を避けて涼しいリビングへ
連日の暑さに加え、夜になっても気温が下がりにくい夏。
「寝室が暑くて眠れない」
「エアコンをつけても、なかなか涼しくならない」
「結局、エアコンの効いたリビングで寝てしまう」
そんな方は、意外と多いようです。
2026年8月に掲載されたニュースで、全国の20~60代の男女200人を対象にした 「夏の就寝場所」に関する興味深い調査結果が紹介されていました。
夏の夜、半数以上が「寝室脱出」
ムーンムーン株式会社が運営する「快眠ランド」が2026年8月に実施した調査によると、 54.5%の人が「この夏、いつもの寝室・寝床以外の場所で寝たことがある」 と回答しています。
寝室以外で寝た場所では――
- リビングのソファ 19.5%
- リビングの床・ラグの上など 15.0%
つまり、暑い寝室を避けて、エアコンの効いたリビングへ移動して寝ている人が少なくありません。
寝室を離れる理由には、 「マットレスに熱がこもる」「寝室に冷房がない」だけでなく、 「寝室のエアコンの効きが悪い」 という回答もありました。
暑くて眠れないくらいなら、涼しいリビングへ。 その気持ちはよく分かります。
参考:
「暑くて寝室で眠れない」過半数が夏の夜に“寝室脱出”(まいどなニュース)
※調査:ムーンムーン株式会社「夏の就寝場所に関する実態調査」
(2026年8月、全国20~60代の男女200人を対象)
涼しい場所へ移動しても、快適に眠れるとは限らない
ただし、暑い寝室から逃げれば、それですべて解決するわけではないようです。
同じ調査では、いつもと違う場所で寝た翌朝の身体の変化について、
腰や背中が痛くなった 23.7%
首や肩が痛くなった 17.9%
いつもより早く目が覚めた 9.7%
日中に眠気が残った 7.9%
といった回答もありました。
ソファや床は、本来睡眠をとるためにつくられた場所ではありません。 暑さから逃れることはできても、身体を十分に休められないこともあります。
「いつもの寝室を快適にする」へ
そんな視点で、寝室そのものを見直してみるのも一つの方法です。
なぜ寝室はこんなに暑くなる?
特に2階に寝室がある住宅では、昼間に受けた熱の影響が夜まで残ることがあります。
- 屋根から伝わってくる熱
- 外壁から伝わってくる熱
- 窓から入る日射や外気の熱の影響
- 昼間に建物に蓄えられた熱
- 夜になっても下がりにくい外気温
こうした要因が重なるため、 「エアコンが効かない=エアコンだけに問題がある」 とは限りません。
エアコンで室内を冷やしていても、その一方で窓や屋根、外壁などから熱の影響を受け続けていれば、 部屋はなかなか快適になりません。
そこで、寝室の暑さを考えるときに確認してほしい場所の一つが「窓」です。
寝室の暑さ対策は「冷やす」だけではない
夏の寝室では、我慢せずにエアコンを適切に使うことが大切です。
それと同時に考えたいのが、 「外から入ってくる熱の影響をできるだけ抑える」 ことです。
例えば、こんな対策があります。
- エアコンを適切に使用する
- カーテンやブラインドを活用する
- 外付けシェードなどで日射を遮る
- 内窓や外窓交換などで窓の断熱性能を高める
特に強い西日が入る寝室では、窓の外側で日射を遮るシェードなどと窓断熱を組み合わせると効果的です。
内窓は日射そのものを完全に防ぐものではありません。 「日差しを遮る対策」と「窓から受ける熱の影響を抑える対策」を分けて考えることが大切です。
実際に測って分かった「内窓あり・なし」の違い
住工房スパイスでは今年の夏、実際に自宅の窓を使って、 「内窓あり」と「内窓なし」で窓際の温度がどの程度違うのか を測定しました。
内窓を全部取り外すのではなく、同じ窓の中で「内窓あり」「内窓なし」の状態をつくり、 室内ではエアコンを27℃設定で運転して比較しています。
内窓なし 33.2℃
同じ窓でも、内窓の有無によって窓際の温度にこれだけの違いが出ました。
もちろん、「内窓を付ければ、どの住宅でも5.9℃下がる」という意味ではありません。
窓の向き、日射の入り方、外気温、既存窓の種類、ガラスの仕様などによって結果は変わります。
それでも実際に測定してみると、夏の窓際が外の暑さの影響を受けていること、 そして内窓を付けることでその影響を抑えられることを、数字でも確認できました。
▼ 実際の測定条件や経過はこちら
寝室では「静かさ」も内窓の大きなメリット
今回の記事は「暑くて眠れない」という話から始まりましたが、 寝室に内窓を付けた場合には、もう一つ実感しやすいメリットがあります。
それが外から入ってくる音を軽減する効果です。
既存の窓の内側にもう一つ窓を設けることで窓が二重になり、 外から入ってくる音を軽減できます。
これは、私自身が自宅に内窓を付けて強く実感したことでもあります。
内窓を付ける前は、夜や早朝に外を走る車などの音が気になることがありました。
ところが内窓を付けてからは外の音がかなり小さく感じられるようになり、 以前より静かな環境で眠れるようになりました。
実際、朝起きたときに「よく寝たな」と感じることが増え、 自分でも熟睡できるようになったと実感しています。
内窓というと「冬の寒さ」「夏の暑さ」を抑えるためのもの、というイメージが強いかもしれません。
しかし実際に暮らしてみると、寝室ではこの「静かさ」も大きなメリットだと感じています。
※音の感じ方や防音効果は、建物の構造、既存窓、ガラス仕様、換気口など音の侵入経路によって異なります。
家中ではなく「まず寝室だけ」という方法も
「内窓を付けるなら、家中の窓を全部やらないと意味がないのでは?」
そう思われる方もいるかもしれません。
もちろん、住宅全体の断熱性を考えれば、多くの窓をまとめて対策するメリットはあります。 ただし、必ずしも最初から家中すべてを施工する必要はありません。
例えば――
- 寝室だけ暑い
- 西日の入る部屋だけ特に暑い
- この部屋だけエアコンが効きにくい
- 寝室に入ってくる外の音が気になる
そんな場合は、まず困っている部屋から窓を見直すという方法もあります。
毎日長い時間を過ごす寝室だからこそ、暑さだけでなく、寒さや音まで含めて快適にする価値のある場所だと思います。
寝室から逃げる前に、暑くなる原因を考えてみる
今回紹介した調査では、この夏に半数以上の人が、いつもの寝室・寝床以外で寝た経験があるという結果になりました。
暑い日は、涼しいリビングへ移動して寝る。 もちろん、それも一つの方法です。
ただ、毎年のように寝室の暑さに悩んでいるのであれば、
を一度考えてみてはいかがでしょうか。
原因はエアコンなのか。
強い西日なのか。
屋根や外壁なのか。
それとも窓なのか。
住宅によって状況は違います。
住工房スパイスでは、内窓だけをおすすめするのではなく、 現在の窓やお部屋の状況を確認しながら、その住まいに合った暑さ対策をご提案しています。
「寝室だけ相談したい」
「エアコンを替えるべきなのか、窓を対策するべきなのか分からない」
そんなご相談でも大丈夫です。
住工房スパイスでは、浜松市を拠点として、
静岡市、焼津市、藤枝市、磐田市、袋井市、掛川市、菊川市、御前崎市、森町、湖西市、
豊橋市、豊川市、新城市など、
静岡県中西部から愛知県三河地域まで対応しています。
その周辺地域についても、お気軽にお問い合わせください。
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