施工事例|外壁塗装
ご相談のきっかけ
「建ててから15年ほど経つので、そろそろ外壁を塗っておいた方がいいかなと思って」
そうお話しくださったのは、浜松市中央区高林にお住まいのM様です。
「外壁塗装って、会社によって金額が全然違うんですね」
「安いところもあれば、思ったより高いところもあって迷います」
「塗料も種類が多くて、正直よく分からないです」
外壁塗装は金額も大きく、工事が終わってしまえば簡単にやり直せない工事です。
だからこそ、M様が安心して判断できるように、考え方から丁寧にご説明しました。
外壁塗装は“価格”だけでは判断できない工事
住工房スパイスが大切にしているのは、「なぜこの仕様なのか」が分かる見積りと説明です。
外壁塗装は、業者によって考え方や打ち出し方が大きく違う工事です。見積りを比べてみると、 「とても安い会社もあれば、なかなかの金額の会社もある」「同じ外壁塗装なのに、どうしてこんなに差が出るんだろう?」 と感じられる方も多いと思います。
見積りの差が出る主な理由
- 会社ごとに「どこに価値を置くか」が違う(価格重視/品質重視/仕様重視 など)
- 塗料のグレードや工程、手間のかけ方が違う(材料・施工手順・乾燥時間・下地処理 など)
- 会社の規模や形態によって「どれくらいの利益を残すか」が違う(必要経費・体制・管理コスト など)
そのため、「高いから必ず丁寧」「安いから必ず良くない」と単純には言えません。
外壁塗装は、価格・塗料・施工内容・考え方がセットになっている工事です。数字だけを比べても、本当の違いは見えてきません。
住工房スパイスからのアドバイス
チラシやホームページは参考程度にしつつ、実際に会って話をしてみて、 「この考え方なら任せられる」と感じられる業者に出会えたら、 見積りの内容と金額に納得できる範囲で依頼するのが、後悔の少ない選び方だと考えています。
※少しでも「合わないな」と感じた場合は、無理に見積りをもらわない方が無難なケースもあります。
M様のご要望|「今回の塗り替えを、できれば最初で最後に」
M様の一番のご希望は、「年齢的にも、できれば今回の塗り替えを最後にしたい」「とにかく長持ちする仕様にしてほしい」という点でした。
そこで私たちは、単に「耐用年数が長い塗料を使いましょう」という提案ではなく、 塗料がきちんと性能を発揮できる条件が揃っているかを一つひとつ確認しながら、仕様を組み立てました。
長持ちする塗料を使う前提条件
- 長持ちする塗料=家そのものが長持ち、ではありません
- 塗料が長持ちするには、下地(外壁材)の状態が健全であることが絶対条件
- 外的要因の影響を受けている箇所があれば、塗装前に必ず取り除き、復旧すること
「20年持つ塗料を使えば、20年安心」と思われがちですが、長持ちするのはあくまで塗膜です。
下地のサイディングが塗膜につられて長持ちするわけではありませんし、雨漏りなどの不具合が自然に解決するわけでもありません。
だからこそ、適切な理解と事前確認が大切だと考えています。
外壁塗装は「塗る工事」だけではありません
外壁塗装というと「外壁に塗料を塗る工事」というイメージが強いのですが、 実際には、塗装以外の工程・部位も含めて整えていく必要があります。
今回の工事で重視したこと
- コーキング(シーリング)も長持ちしないと意味がない
- 外壁以外の付帯部分(雨樋・破風・軒天など)も、外壁に見合う塗料・仕様で整える
- 一部だけ仕様を落として、耐久バランスを崩さない
事前調査とご提案内容
事前の調査にて、外装の各部に大きな問題がないことを確認できました。
そのため今回は、長寿命のコーキング材を使用し、
無機塗料(KFセミフロンスーパー)で、20年超の耐用年数を目指す仕様をご提案しました。
※高耐久塗料は「万能」ではありません。下地の健全性・施工仕様・メンテナンスの考え方をセットで整えることが重要です。
工事後のアドバイス
工事完了後、M様から「これで20年放置できるね!」とお声をいただきました。
ただ、外装は紫外線や雨風の影響を受け続けるため、私たちからは
「念のため、何年か毎に点検しましょう」とお伝えしました。
“長持ち”を本当の安心につなげるためには、適切なタイミングでの点検が大切だと考えています。
住工房スパイスより
住工房スパイスでは、「長持ちする塗料を売る」ことを目的にするのではなく、
住まいが長く安心して使える状態をつくることを大切にしています。
外壁塗装が本当に必要かどうか、どの仕様がご自宅に合っているのか。
迷われている段階でも、どうぞお気軽にご相談ください。