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梅雨の晴れ間に室温が急上昇!夏の暑さ対策に「内窓」が役立つ理由
「午前中まではそれほど暑くなかったのに、晴れた途端、部屋の中が急にムワッとしてきた」
「エアコンをつけているのに、窓の近くに座ると暑さを感じる」
「雨の日は気にならなかった2階の部屋が、晴れた午後には暑くていられない」
梅雨の晴れ間には、このような室内の変化を感じることがあります。
外から見れば、窓も壁もきれいで、特に不具合があるようには見えません。それでも室内では、窓の近くに熱がこもり、エアコンを使ってもなかなか涼しくならないことがあります。
この「見た目には問題がないのに、快適ではない」というズレには、窓から入る日射熱が関係しているかもしれません。
先に結論をお伝えすると
梅雨の晴れ間に室温が急上昇する家では、エアコンの設定温度を下げる前に、窓から入る熱と日差しを確認することが大切です。内窓は、外の熱を伝わりにくくし、冷房でつくった涼しさを保ちやすくする方法の一つです。
この記事で分かること
- 梅雨の晴れ間に室温が上がりやすい理由
- エアコンをつけても窓際が暑い理由
- 内窓が夏の暑さ対策に役立つ仕組み
- 方角や部屋に合わせたガラスの選び方
- 内窓だけでは解決しにくい暑さへの対処方法
- 窓断熱に利用できる補助金を考える際の注意点
目次
窓の暑さが気になっても、最初から工事内容を決める必要はありません。まずは、どの時間帯に、どの窓の近くが暑くなるのかを整理するところから始められます。
晴れた日に急に暑くなる家のお悩み
梅雨の時期は、曇りや雨の日が続くため、真夏ほど室温が上がらない日もあります。
そのため、久しぶりに晴れた日に室温が急上昇すると、いつも以上に暑さを強く感じます。
- 午後になるとリビングが急に暑くなる
- 西側の寝室が夜になっても冷えない
- エアコンの近くは涼しいのに、窓際は暑い
- 2階へ上がると空気が重く、ムワッとしている
- カーテンを閉めていても、その周辺が熱い
- ペアガラスなのに夏の暑さが気になる
こうした状態では、エアコンの能力だけに原因があるとは限りません。
窓から熱が入り続けていると、エアコンで空気を冷やしても、床や壁、家具、窓の表面から暑さを感じることがあります。
室温計の数字は下がっていても、体が感じる暑さがなかなか消えない。そこが、窓から入る熱の分かりにくいところです。
梅雨の晴れ間に室温が上昇する仕組み
晴れた日に家の中が暑くなる原因の一つが、窓から入る日射熱です。
太陽の光が窓ガラスを通して室内に入ると、床や壁、家具などが暖められます。暖められた部分は、しばらくの間、室内へ熱を放出します。
晴れた日に暑さが残る流れ
窓から日差しが入る
↓
ガラス、サッシ、床、壁、家具が暖められる
↓
暖められた部分から室内へ熱が放出される
↓
日差しが弱くなっても、しばらく暑さが残る
梅雨時は湿度も高くなりやすいため、同じ室温でも空気がまとわりつくような暑さを感じます。
特に、窓の面積が大きい部屋や、東西から低い角度の日差しが入る部屋では、短時間でも室温が上がりやすくなります。
南側の窓だけを対策すればいいとは限りません
夏の暑さというと、南側の大きな窓を思い浮かべる方が多いかもしれません。
ただし、夏の昼間は太陽の位置が高いため、南側の窓には軒や庇が比較的有効です。
一方、朝の東日や午後の西日は太陽の位置が低く、窓の奥まで日差しが入りやすくなります。
午後になると急にリビングが暑くなる、西側の寝室が夜まで冷えないという場合は、西側の窓を確認することが大切です。
エアコンをつけても窓際が暑い理由
暑くなった室内では、エアコンを使って空気を冷やします。
しかし、窓から強い熱が入り続けていると、エアコンは室内を冷やしながら、同時に外から入ってくる熱とも戦わなければなりません。
例えるなら、
エアコンで冷房しながら、 同じ部屋でヒーターをつけているような状態です。
せっかく電気を使って室内を冷やしても、断熱性能の低い窓から熱が入り続けていれば、冷房の効果が打ち消されてしまいます。
その結果、設定温度を必要以上に下げたり、風量を強くしたり、長時間運転を続けたりしやすくなります。
窓断熱の目的は、窓を新しくすることではありません
外から入る熱を減らし、エアコンでつくった涼しさを室内に保ちやすくすることが目的です。
部屋の中央が28℃でも、窓の表面や窓際の床が熱くなっていれば、体は暑さを感じます。
反対に、窓から入る熱を抑えられれば、同じ設定温度でも、窓際まで過ごしやすく感じられることがあります。
内窓が夏の暑さ対策に役立つ理由
内窓とは、今ある窓の室内側に、もう一つ新しい窓を取り付けるリフォームです。
既存窓と内窓の間に空気の層ができるため、屋外の熱が室内へ伝わりにくくなります。
内窓の基本的な仕組み
屋外
↓
今ある窓
↓
窓と窓の間の空気層
↓
新しく設置する内窓
↓
室内
内窓というと、冬の寒さや結露、防音対策のイメージが強いかもしれません。
しかし、断熱は冬だけのものではありません。
夏には、外の熱を室内へ伝わりにくくし、冷房で冷やした空気を外へ逃がしにくくする働きがあります。
内窓を設置する主なメリット
- 窓から伝わる外の熱を抑えやすくなる
- 窓際のムワッとした暑さを軽減しやすい
- 冷房でつくった涼しさを保ちやすくなる
- 冬の窓際の冷えや結露対策にもつながる
- 屋外の音が室内へ伝わるのを抑えやすくなる
ただし、内窓ならどの製品でも同じ効果になるわけではありません。
窓の方角、日差しの入り方、既存窓の状態、部屋の使い方を確認し、その窓に合った仕様を選ぶ必要があります。
どの窓から対策するか迷う場合は、暑さを強く感じる部屋や、長い時間を過ごす部屋から整理してみてください。
夏の内窓はガラスと方角の確認が大切
夏の暑さ対策を重視する場合は、内窓を設置するだけでなく、ガラスの選び方も重要です。
Low-E複層ガラスには、製品や仕様によって、冬の日差しを取り入れやすいタイプと、夏の日差しを抑えやすいタイプがあります。
ガラスを選ぶときの考え方
冬の日差しを取り入れたい窓
周囲に建物がなく、冬の日射を暖房の助けとして活用できる南側の窓などでは、日射を取り入れる考え方があります。
夏の日差しを抑えたい窓
西日が強い窓や、夏に長時間直射日光が入る窓では、日射を抑える仕様が向く場合があります。
家中すべての窓を同じガラス仕様にすることが、必ずしも最適とは限りません。
南側には深い軒がある一方、西側には日よけがないなど、同じ家でも窓ごとの条件は異なります。
特に確認したい西側の窓
西日は太陽の位置が低く、軒や庇だけでは遮りにくい日差しです。
午後に床や家具が暖められると、日が沈んだあとも熱が残り、寝室がなかなか冷えない原因になることがあります。
朝から暑くなる東側の窓
東側の窓では、朝の低い角度の日差しが室内の奥まで入りやすくなります。
寝室やダイニングに東向きの大きな窓がある場合は、早い時間から室温が上がることがあります。
商品を先に決めるのではなく、その窓がどの方角にあり、何時ごろ、どの程度の日差しを受けているかを確認することが大切です。
内窓と組み合わせたい日差し対策
内窓は夏の暑さ対策に役立ちますが、内窓だけですべての暑さを解決できるわけではありません。
例えば、2階の暑さには、窓だけでなく屋根や天井から伝わる熱、暖かい空気が上へ集まること、エアコンの能力や配置なども関係します。
2階が暑くなる主な原因
- 屋根や天井から伝わる熱
- 天井や屋根の断熱不足
- 階段や吹き抜けから上がってくる暖かい空気
- 空気の流れや換気の状態
- エアコンの能力や設置場所
- 窓から入る強い日射
窓へ強い直射日光が当たる場合は、内窓とあわせて、窓の外側で日差しを遮る方法も有効です。
- 外付けシェード
- すだれやよしず
- オーニング
- シャッター
- 落葉樹や植栽を利用した日よけ
日差しは窓ガラスへ当たる前に遮る方が効果的です
室内側のカーテンやブラインドも役立ちますが、日差しはすでに窓ガラスを通過しています。可能であれば、窓の外側で日差しを遮ることで、室温の上昇を抑えやすくなります。
窓断熱、外側の日よけ、天井や屋根の断熱、エアコンの使い方を組み合わせながら、暑さの原因に合った対策を選ぶことが大切です。
窓断熱に利用できる補助金について
内窓の設置や外窓交換などの窓断熱工事は、国の住宅省エネ関連補助制度の対象になる場合があります。
ただし、どの内窓でも対象になるわけではありません。
製品の性能、窓の大きさ、設置方法、住宅の条件、契約時期、工事時期などによって、対象になるかどうかや補助額が変わります。
補助金を考える際の注意点
- 補助対象として登録された製品を選ぶ必要があります
- 窓の大きさや性能区分で補助額が変わります
- 予算上限へ達すると受付が終了する場合があります
- 申請は登録事業者を通じて行う制度があります
- 補助金だけで商品を選ばず、窓ごとの目的を確認することが大切です
補助額が大きい製品であっても、日差しの入り方や部屋の使い方に合っていなければ、期待した快適性につながらないことがあります。
まず暑さや寒さの原因を整理し、そのうえで利用できる補助制度を確認する順番がおすすめです。
住工房スパイスでは、窓の状態を確認しながら、対象製品や申請時の注意点を含めてご案内しています。
自宅への内窓設置で感じた変化
私の自宅にも、家全体の約9割にあたる20窓へ内窓を設置しています。
私は冬の入り口に内窓を取り付けたので、設置後最初に強く感じたのは、冬の窓際の冷えとコールドドラフトが軽減されたことでした。
以前は窓の近くへ行くと、冷たい空気が足元へ降りてくる感覚がありました。しかし、内窓を設置したあとは、窓際と部屋の中央との温度差が小さくなり、窓の近くでも過ごしやすくなりました。
夏は初体験になるので、冷房の効きがどれほど効率良くなるのかはこれからのお楽しみです。
防音についても変化がありました。外の音が以前ほど意識に上らなくなり、特に夜は落ち着いて眠りやすくなったと感じています。
施工事例からわかること
室温計の数字だけでなく、窓際の温度差や足元の冷え、外から入る音など、日常の小さな不快感にも窓が関係しています。見た目を変えるだけでなく、暮らし方まで考えて仕様を選ぶことが大切です。
夏も考え方は同じです。
エアコンの設定温度だけを下げるのではなく、まず外から入ってくる熱を減らす。そして、冷房でつくった涼しさを逃がしにくくする。
建物側の弱点を改善することで、エアコンの力を外から入る熱との戦いではなく、室内を快適に保つために使いやすくなります。
まずは暑い場所を確認してみてください
晴れた日の午後、家の中を少し歩いてみると、暑さの原因が見つかることがあります。
- 窓ガラスやサッシの近くへ手を近づける
- 西側の床や家具が暖かくなっていないか確認する
- カーテンの室内側まで熱くなっていないか確認する
- 窓際と部屋の中央で暑さの感じ方を比べる
- 何時ごろから暑くなるのかを記録する
住宅全体を一度に工事しなくても、リビング、西側の寝室、2階の部屋など、影響の大きい場所から対策する方法があります。
内窓、外窓交換、ガラス交換、外付けの日よけのどれが適しているかは、住宅によって異なります。
まずは「なぜこの部屋が暑いのか」を整理し、無理のない範囲で対策を考えていくことが大切です。
まとめ|梅雨の晴れ間は窓の弱点を確認できる日
梅雨の晴れ間に室温が急上昇する原因の一つは、窓から入る日射熱です。
- 窓から入る熱を減らす
- 冷房でつくった涼しさを逃がしにくくする
- 窓の方角に合わせてガラスを選ぶ
- 強い日差しは窓の外側でも遮る
- 窓以外の屋根や天井の断熱も確認する
こうした対策を組み合わせることで、エアコンだけに頼りすぎず、室内を快適に保ちやすくなります。
内窓は冬の寒さ対策だけではなく、夏の暑さ対策にも役立つ選択肢です。
ただし、家中へ同じ仕様を取り付ければよいわけではありません。
窓の方角、日差しが入る時間、部屋の使い方、既存窓の状態を確認し、その家に合った方法を選ぶことが大切です。
「うちの暑さは窓が原因なのかな」と感じたら、まずは状況整理から始めてみてください。
住工房スパイスでは、静岡県浜松市中央区を拠点として、
内窓(二重窓)設置や断熱リフォーム、窓リノベなど、
住まいの断熱・省エネ改修をご提供し、
「住んで快適、使ってエコ」な住まいづくりをお手伝いしています。
「冬の寒さ」「夏の暑さ」「結露」「冷暖房費」など、
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住まいのお悩みを、窓から見直すことで改善するご提案を大切にしています。
「うちの場合はどうなんだろう?」
「まずは話だけ聞いてみたい」
そんな段階でも、どうぞお気軽にご相談ください。
先進的窓リノベや、みらいエコ住宅などの補助金についても、
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対象条件や注意点を含めて丁寧にご案内しています。
ご自宅に合うかどうかを知りたい方も、無理のない形でご相談いただければと思います。
住工房スパイスでは、浜松市中央区を中心に、
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浜松市浜名区・天竜区、磐田市、袋井市、掛川市、菊川市、御前崎市、
森町、湖西市、豊橋市、豊川市など、
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その周辺地域についても、お気軽にお問い合わせください。
夏の暑さや窓断熱についてご相談ください
工事を決める前の相談でも構いません。窓の方角や日差しの入り方を確認しながら、無理のない対策を一緒に整理します。