外壁リフォーム

シンナー不足で外壁塗装はどうなる?今後の影響を事実ベースで整理

シンナー缶の赤いX

こんにちは!住工房スパイスのブログにご訪問いただきありがとうございます。 私たちは「何か地球にいいことできるかな?」を合言葉に、断熱リフォームやエコリフォームを通じて地球環境と次世代の子どもたちの未来を守る家づくりに取り組んでいます。 このブログでは、「住んで快適」「使ってエコ」を実現するための断熱や省エネ設備のノウハウ、リフォーム実例、浜松エリアの気候に合った住まいのアイデアなどを分かりやすくお届けしています。

シンナー不足で外壁塗装はどうなる?今後の影響を事実ベースで整理

「外壁塗装を考えていたのに、材料が入りにくいって本当?」
「見積もりを取ったあとで、急に工期が延びたり高くなったりしないだろうか」

そんな不安を感じる方が増えています。見た目を整えるつもりで考え始めた塗り替えでも、いざ進めようとすると“材料事情”が気になってしまう。特に今回は、塗装の現場で欠かせないシンナーの動きが話題になっているぶん、余計に判断しづらくなりやすいところです。

だからこそ大切なのは、「何となく不安」で急ぐことではなく、何が起きていて、外壁塗装にどこまで影響するのかを整理しておくことです。

結論からいうと、外壁塗装が一律にできなくなるわけではありません。ただし、溶剤系塗料やシンナーを使う工程では、納期の読みにくさ、価格改定、代替材料の検討が起こりやすくなっています。国も2026年4月に、シンナーを含む溶剤の安定調達への懸念と、流通面での偏り・目詰まりへの対応を公表しています。 

この記事で分かること

  • 今のシンナー不足が「完全に無い状態」なのか、「流通が不安定な状態」なのか
  • 外壁塗装の工期・価格・塗料選びが今後どう変わりやすいか
  • 見積もり前に確認しておきたいポイントと、補助金の考え方

まずは状況整理だけでも大丈夫です。急いで決める前に、今の工事計画を一緒に見直せます。

目次

シンナー不足で感じやすい不安

「工事できないのでは?」と心配になるのは自然です

外壁塗装は、普段から何度も経験する工事ではありません。だからこそ、材料不足や値上がりの話題が出ると、「今頼んで大丈夫なのかな」「少し待った方がいいのかな」と迷いやすくなります。

しかも外壁塗装は、工事が始まると足場や洗濯物、駐車スペースなど暮らしへの影響もあります。予定どおり終わるかどうかは、費用と同じくらい気になるところです。実務レベルでは、2026年4月初旬の時点で、一部のシンナー系塗料で平均1か月程度の供給遅れを前提に工程を考える場面も出ています。

なぜ今、外壁塗装に影響が出るのか

背景は「国内で完全にゼロ」より「流通の偏り」に近い状況です

国土交通省と経済産業省は、シンナーを含む溶剤について安定調達への懸念があることを示したうえで、川上側ではトルエン・キシレンの国内供給が継続している一方、流通面で一部の需要家に調達困難や供給の偏りが出ていると整理しています。つまり、材料が日本中で完全になくなったというより、必要な現場へ均等に届きにくい状態が問題になっています。


シンナーは塗料を薄めるだけでなく、工程全体に関わります


シンナーは、塗料の希釈だけでなく、刷毛やローラーの洗浄にも使われます。そのため、単に「少し足りない材料」ではなく、溶剤系塗料を使う施工全体に影響しやすい材料です。メーカー側でも、供給制限や価格改定の可能性を公表する動きが出ており、関西ペイントはシンナー製品全般の出荷統制と50%以上の価格改定を案内し、日本ペイント系でも供給制限や価格改定の可能性、ニッペホームプロダクツ公式ストアではシンナー・うすめ液類の出荷停止が案内されています。

今後どうなる?考えられる変化と対策

起こりやすいのは「全面停止」より「条件付きで進める工事」です

今後の外壁塗装で起こりやすいのは、すべての工事が止まることよりも、材料確保を見ながら進め方を調整する流れです。着工前に使用塗料が確保できているかを確認する、追加発注が必要になったときの代替案を用意する、工期に少し余裕を持たせる、といった対応がこれまで以上に大切になります。

水性塗料への検討は増えやすいと考えられます

外壁の状態や既存塗膜との相性が合う住宅では、水性塗料へ寄せて計画する動きは強まりやすいと考えられます。実際、主要メーカーの外壁向け製品ラインアップには、水性と弱溶剤の両方が用意されています。水性を選べる場面が増えれば、シンナー依存を少し下げながら工事を組み立てやすくなります。 

ただし、どの家でも水性一択になるわけではありません

一方で、金属部や付帯部、サイディングのクリヤー仕上げなど、弱溶剤系のほうが適切な場合もあります。つまり、これからは「水性か、弱溶剤か」を一律で決めるのではなく、部位ごとに適した材料を選ぶ考え方がより重要になります。

見積もり前に確認したいこと

  • 使用予定の塗料名まで見積書に入っているか
  • 材料が遅れた場合の代替案があるか
  • 着工時期と完工時期をどこまで確定できるか
  • 価格変更が出る条件を事前に説明してもらえるか

塗料の選び方や工期の見方まで含めて、無理のない進め方を一緒に整理できます。

補助金情報

シンナー不足そのものへの補助ではなく、省エネ改修の制度を確認します

現時点で、シンナー不足そのものを直接補う全国共通の補助制度があるわけではありません。
国の大きな制度は「住宅省エネ2026キャンペーン」で、リフォームは全世帯が対象ですが、中心になるのは開口部の断熱改修、躯体の断熱改修、エコ住宅設備の設置などです。

屋根・外壁塗装の補助金は、自治体によってあったりなかったりです。
浜松市では現在屋根・外壁塗装工事に対する補助金はありません。
ご依頼前にお住いの自治体の情報をご確認ください。

補助金が使える工事かどうかも含めて、住まい全体の整え方をご相談いただけます。

施工事例を見るときのポイント

見た目だけでなく、材料と工程まで見ておくと判断しやすくなります

シンナー不足のように材料事情が揺れている時期は、施工事例のビフォーアフター写真だけでは判断しにくいことがあります。確認したいのは、色がきれいかどうかだけでなく、「どんな下地に」「どの塗料を」「どういう工程で」仕上げたかです。

施工事例からわかること

  • 使用塗料の種類が明記されているか
  • 水性・弱溶剤の選定理由が説明されているか
  • 下地補修や養生など、見えにくい工程も分かるか
  • 見た目だけでなく、暮らしやすさまで考えた提案になっているか

これから外壁塗装を検討するなら、色や価格だけでなく、工程の丁寧さと説明の分かりやすさを比べてみるのがおすすめです。住まい全体の快適性まで考えたい方は、断熱や窓まわりも含めた施工事例まで見ておくと、工事の優先順位が整理しやすくなります。

実際の工事の考え方を見比べたい方は、施工事例一覧も参考になります。

まとめ

今のシンナー不足は、外壁塗装が完全にできなくなるというより、流通の偏りや出荷統制、価格改定によって「進め方に注意が必要な状態」と見るのが実態に近そうです。国も安定供給の要請を出しており、メーカー各社でも供給維持と制限対応が並行して進んでいます。 

そのため、これからの外壁塗装では、材料名まで確認した見積もり、代替案の有無、工期の余裕、水性・弱溶剤の適切な使い分けがこれまで以上に大切になります。主要メーカーの外壁向け製品群に水性と弱溶剤の両方があることを見ても、家の条件に合わせて選ぶ考え方が現実的です。 

「とにかく急ぐ」でも「何となく先送り」でもなく、まずは今の家に必要な工事を整理すること。その一歩が、後悔しにくい判断につながります。

住工房スパイスでは、静岡県浜松市中央区を拠点として、 内窓(二重窓)設置や断熱リフォーム、窓リノベなど、 住まいの断熱・省エネ改修をご提供し、 「住んで快適、使ってエコ」な住まいづくりをお手伝いしています。 「冬の寒さ」「夏の暑さ」「結露」「冷暖房費」など、 住まいのお悩みを、窓から見直すことで改善するご提案を大切にしています。 「うちの場合はどうなんだろう?」 「まずは話だけ聞いてみたい」 そんな段階でも、どうぞお気軽にご相談ください。 先進的窓リノベや、みらいエコ住宅などの補助金についても、 対象条件や注意点を含めて丁寧にご案内しています。 ご自宅に合うかどうかを知りたい方も、無理のない形でご相談いただければと思います。 住工房スパイスでは、浜松市中央区を中心に、 浜松市浜名区・天竜区、磐田市、袋井市、掛川市、菊川市、御前崎市、 森町、湖西市、豊橋市、豊川市など、 静岡県西部から愛知県東部エリアまで対応しています。 その周辺地域についても、お気軽にお問い合わせください。

外壁塗装の進め方や、断熱まで含めた住まいの整え方が気になる方は、お気軽にご相談ください。


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