なぜアルミサッシの窓は冷たい?夏は熱い?鍋ややかんで分かる“熱が出入りする仕組み”
こんにちは!住工房スパイスのブログにご訪問いただきありがとうございます。
冬に窓の近くへ行くと「ヒヤッと寒い」
夏は逆に「窓のそばがモワッと暑い」
そんな体感、ありませんか?
この不快感の原因は、アルミサッシだけでなく、ガラス面も含めた「窓全体」にあります。
今回は、鍋ややかんの例えを使って、なぜ窓から熱が出入りするのかを分かりやすく解説します。
多くの方が「外が寒いから」「外が暑いから」と思われがちですが、
本当の理由は熱がどれだけ伝わりやすい素材かにあります。
窓では、主に次の2つの場所から熱が出入りしています。
・サッシ(枠)
・ガラス面
キッチンで、鍋ややかんを火にかけた場面を思い浮かべてみてください。
・アルミなど金属の本体はすぐ熱くなり、触れません
・でも持ち手は、樹脂や木だと、意外と持てます
これは、素材によって熱の伝わりやすさがまったく違うからです。
目安として、樹脂や木はアルミの約1/1000しか熱を伝えません。
つまり、
・アルミ → 熱をとても伝えやすい
・樹脂・木 → 熱を伝えにくい
この違いが、そのまま窓で起きています。
昔ながらの住宅に多いアルミサッシは、鍋の金属部分と同じ性質を持っています。
冬は、屋外の寒さがアルミサッシを通じて室内へ。
・窓枠を触ると冷たい
・窓の近くに立つと寒い
・冷たい空気が足元に落ちる
夏は逆に、屋外の暑さが室内へ。
・窓枠が熱い
・窓の近くがムワッとする
・外の熱気が入り込むように感じる
「サッシが原因なら、ガラスは関係ないのでは?」と思われがちですが、
ガラス面からも確実に熱は出入りしています。
特に、
・1枚ガラス(単板ガラス)
・一般的なペアガラス(Low-Eなし・ガスなし)
では、
・夏:屋外の暑さがガラス面を通して室内へ入る
・冬:室内の暖かさがガラス面から外へ逃げる
※熱は高い方から低い方に移動する。
そのため、窓の不快感はサッシ+ガラスの合算で起きています。
内窓(インプラス・ウチリモなど)もペアガラスですが、
一般的なペアガラスとは中身が違います。
○遮熱Low-Eガラス
○アルゴンガス入り
○樹脂サッシ
○既存窓との間にできる空気層
これにより、熱の通り道を何重にも遮断できる構造になります。
先進的窓リノベ2026では、Aグレードが補助金対象外になりました。
これは断熱性がなく「ダメ」という意味ではなく、
従来のペアガラスでは、これからの断熱基準には足りないと判断された、ということです。
だからこそ、Sグレード以上(内窓を含む)が補助対象になっています。
- 窓の不快感は「サッシ+ガラス」から起きている
- アルミサッシは熱を伝えやすい
- 一般的なペアガラスには限界がある
- 内窓は構造ごと断熱性能を引き上げる
※補助金制度や対象条件は年度・予算・時期により変更される場合があります。
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